2019年1月に子供向けプログラミング言語学習環境Scratch(スクラッチ)は2.0から3.0にバージョンアップされ、これにより Internet Explorer はサポート対象外になりました。この記事ではその詳細や対応方法をご紹介します。
目次
Internet Explorer でアクセスするとどうなる?
Internet Explorer(以下 IE と略します) でScratch公式サイトにアクセスして、Scratchを起動してみました。

このように一部機能が使えないではなく、まったく使えないようになっています。お使いのパソコンに IE 以外のブラウザがインストールされていないなら、対応しているブラウザをインストールする必要があります。
Internet Explorer (IE)とは?
そもそもIEって何?という人もいるかもしれませんが、下のアイコンを見ればわかるのではないでしょうか?インターネットを閲覧するための定番アプリケーションです(でした)。


Windows10から新しいブラウザMicrosoft Edge(エッジ)が採用されましたが、Windows 7, Windows 8, Windows 8.1 まではIEが標準ブラウザでした。パソコンにはじめからインストールされており、すぐに使えるため「インターネットを見る = IEのアイコンをダブルクリックする」と誤解している人もいるほどの定番ソフトでした。
Windows7 ~ Windows8.1 を使っているなら、今もIEを使っている方もいるかもしれませんが、IEはすでに開発が止まった古いブラウザです。セキュリティ上の更新は当面続きますが、開発元のMicrosoft社も新型ブラウザ Microsoft Edge(エッヂ)への移行を推奨しています。
Scratch3.0に限らず、今後はIEをサポートしないWebサイト・Webアプリケーションがますます増えていくことが予想されるため、これを期に新しいブラウザに移行しましょう。
Scratch3.0のサポートブラウザは?
Scratch3.0のサポートブラウザは以下となっています。
デスクトップ・ノートパソコンの場合
・Google Chrome
・Microsoft Edge
・Firefox
・Safari
タブレットPCの場合
・Mobile Chrome
・Mobile Safari
なお iPhoneやAndroidのスマートフォンでもScratch3.0は一応動作しますが、画面が小さいため操作できません。
Google Chrome をインストールしよう
上記のサポートブラウザのどれかひとつでもインストールされているなら、そのブラウザを使えば大丈夫です。もしインストールされていないなら、シェアNo.1ブラウザ Google Chrome(グーグル・クローム)をインストールすれば良いでしょう。Google ChromeはWindows, Mac, タブレットのすべてに対応しています。
インストール方法(Windowsの場合)
Google Chrome 公式サイトからダウンロードしましょう。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックでインストールできます。インストール完了後、デスクトップにGoogle Chromeのアイコンが作られるのでダブルクリックして実行、Scratch公式サイトにアクセスして新しいScratchを起動してみましょう。
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