動くネコ(Scratchキャット)をタッチして遊ぶ簡単なゲームを作ってみましょう。プログラミング手順の解説動画により、Scratch の「動き」、「音」、「イベント」、「制御」のコードブロックの使い方を学びます。
2分動画解説
今回作るのは動くネコ(Scratchキャット)を捕まえる簡単なゲームです。動くネコをクリックすると、「つかまった」と吹き出しが表示され、その後ニャー(音)と鳴きます。
この記事のプログラムは https://scratch.mit.edu/projects/287471440/ で試すことができます。
わずか2分なので、まずはプログラミング手順の解説動画を見てみましょう。
ポイント解説
ずっと動かす
最初のポイントはネコを動し続ける方法です。本格的なプログラミング言語では for や while 文による反復処理(ループ)を覚えなければなりませんが、Scrach では 「ずっと」 というコードブロックを使うだけです。
下図のように「ずっと」の中に「10歩動かす」ブロックを入れると、ネコはずっと動き続けます。ただし、これだけでは動画0分33秒のように、ネコは画面の端っこに行ったままになってしまいます。

端っこに行ったままになったネコを戻ってくるようにするには、動画0分40秒のように「もし端に着いたら、跳ね返る」というコードブロックを追加します。実際にはもう一工夫必要なのですが・・・動画を見てみましょう。
端に行っては折り返す、端に行っては折り返す・・・を繰り返すを実現するには、以下のようなコードになります。

クリックでしゃべる、鳴く(音を鳴らす)
次のポイントはクリック(タップ)すると●●する、というイベントです。動画1分20秒のように、イベント「このスプライトが押されたとき」というブロックを使うのがポイントです。スプライトとはこの場合はネコのことです。※スプライトの詳しい説明はスプライトとは?をご覧ください。
クリックしたときにネコがしゃべるようにするには、動画1分30秒のように「こんにちは!と2秒言う」というブロックをもとに、しゃべる言葉や秒数を変更します。ニャーと鳴くには「ニャーの音を鳴らす」を使います(下図)。

Scratchには、たくさんのコードブロックが用意されているので、ご自分の手で色々と試してみましょう。
この記事のプログラムは https://scratch.mit.edu/projects/287471440/ で試すことができます。
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